「ほかの人とは少し違った雰囲気の写真を撮りたい」
「オールドレンズに興味あるけど、おすすめを知りたい」
「オールドレンズ気になるけど、使い方がわからない」
こんな悩みを持っている人もいるのではないでしょうか?
MINOLTAのオールドレンズだったら比較的安く買えておすすめです!
1万円程度で買えるコスパの良いオールドレンズ
MINOLTA MC ROKKOR-PF 55mm F1.7
緑のロッコール と呼ばれている人気レンズです!
このオールドレンズの使い方(とくにマニュアルフォーカスの合わせ方)や作例を紹介していきますので、ぜひ読んでみてください!
そのほかのミノルタのおすすめレンズも紹介しています!
MINOLTA MC ROKKOR-PF 55mm F1.7 の概要
MINOLTA MC ROKKOR-PF 55mm F1.7の概要についてお話します
レンズの基本スペック
まずはスペックについてです。
発売時期 | 1966年8月22日 |
---|---|
焦点距離 | 55mm |
絞り(F値) | 1.7-16 |
フィルター径 | 52mm |
最近接距離 | 0.55m |
重さ | 224g |
マウント | SRマウント |
発売されたのが1966年ですよ!
なんと今から40年近く前です!そんなレンズを使うだなんてなんかロマンを感じますよね!
見た目はこんな感じです。
写真を見てわかるように、レンズが緑色に反射しています。
このことから、minolta mc rokkor-pf 55mm f1.7 は「緑のロッコール」と呼ばれています。ロッコールというのは創業した地である兵庫県西宮市近くの六甲山から来ているとのこと。
そしてオールドレンズ初心者にとってはありがたいことに、とにかく安い!!!
Amazonの中古品の平均金額は4000~5000円です(Keepaより)!
後に紹介する、マウントコンバータと合わせても10,000円を切る値段で購入できます。
純正レンズはどれも高いけどオールドレンズだったら比較的手軽に買えるね!
minolta mc rokkor-pf 55mm f1.7の使い方
このレンズはSRマウント(ミノルタマウント)であるため、
お手持ちのカメラに合うように別途マウントコンバータを用意する必要があります。
ぼくはSONYのα7Ⅲで使用するため、SRマウント→Eマウントへ変換するコンバータ(写真右)を購入しました。
レンズの保護フィルターはできる限り安いやつを購入していますが、ボクはこちらのフィルターで特に問題は起きていません!安いに越したことはないですよね!
絞り(F値)を変えるときは、カメラ本体のほうでは設定できません。
レンズの絞りを変える銀色のリングを回すことで変えることができます。
注意点として、マニュアルフォーカスで撮影しないといけません!
これは初心者の方があまり、手を出したがらない理由の1つでもあるのですが、自分でピントを合わせないといけないので、動きの速いものや急いで撮りたいときにはあまり向いていないのです。
でも、マニュアルフォーカスでもピントをあわせやすくする方法があります。
ピーキング機能を使えば簡単にピントを合わせられるよ!
ピーキング機能とはカメラ本体で設定することができ、マニュアルフォーカスのアシスト機能として、ピントが合っているところに色がつく機能です。
SONYのα7Ⅲでは赤、黄、白の色でピーキングすることができます(上図では赤色でピーキングされている)
これを使うことで初心者の方でも簡単にピントを合わせることができます!!
マニュアルフォーカスでのピントの合わせ方は、こちらの記事でも詳しく紹介していますので併せてご覧ください。
MINOLTA(ミノルタ)というメーカーについて
ここで少し、MINOLTA(ミノルタ)というメーカーについてお話させていただきます。
カメラが好きな人には面白くてロマンがある話だと思いますが、とくにご興味がないという方はとばしていただくよう、おねがいします。
MINOLTA(ミノルタ)は1900年代に世の中にカメラを普及させたメーカーです。
2003年にはKONICA(コニカ)と合併し、コニカミノルタとしてSONYの人気シリーズ「αシリーズ」の前身である「αブランド」をつくりあげるなど、カメラ事業に取り組んでいました。
しかし、思うように業績が伸びなかったため、2006年3月に写真関連分野から撤退し、「αブランド」などのデジタル一眼レフカメラの技術はSONYに譲渡しました。
いまは写真関連の分野から撤退してしまったコニカミノルタですが、その魂はSONYに託され、今もなお進化し続けているような感じがします。
SONYのαシリーズを持っている人は、ぜひともMINOLTAのレンズをつけてロマンをあじわってみたいと思いません??
ちなみに僕はα7Ⅲとα7Cで使っています!
MINOLTA MC ROKKOR-PF 55mm F1.7 作例
次にminolta mc rokkor-pf 55m f1.7 を使った作例について紹介していきます。
どれもボクが撮りました!
まずはゴーストやフレアがでている写真をいくつか。
ちなみにゴーストとは円形や多角形などの形をした光のことで、現実には存在しない光のため、ゴーストと呼ばれています。フレアは太陽などの光の周りが白くふわっとぼやけた雰囲気になり、コントラストが下がったようになることをいいます、被写体の輪郭がぼやけるのも特徴です。
つづいて、ゴーストやフレアはでていないですが、オールドレンズ特有のやわらかい雰囲気の写真を。
まとめ
最後に、使ってみての感想ですが、
とにかく、ゴーストやフレアがきれいです!
また、やわらかい雰囲気の写真に仕上がるので、物撮り以外にもポートレートの撮影いも向いています。
そして、1万円程度で手に入ってしまうということがコスパ最強のオールドレンズであるといえます。
ただ、最近オールドレンズが人気になっているせいか、徐々に値段が上がってきていますので、ほしい方は早い時期に買っておくことをお勧めします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!