「絞りとかF値ってなんだろう?」
「もっとボケのある写真を撮りたい、背景までくっきりと映したい」
「どのくらいに設定したらいいんだろう?」
こういった悩み・疑問を持っていませんか?
絞り(F値)を理解することができればボケ感を自在に操ることができるようになるため、いろいろな表現ができるようになります!
そのため、今回は
絞り、F値とは何か?目安はどのくらいにしたほうが良いのか?
といった疑問に答えていきたいと思います!
最近、一眼レフやミラーレスカメラを購入しました!という
初心者の方にも分かりやすいように解説しましたので、ぜひご覧ください!
「カメラの使い方、機能」などの悩みや疑問・質問など、ご自由にコメント欄に投稿してください。
(コメント欄はこの記事の最下部です)
※いただいたコメントは全て拝見し真剣に回答させていただきます。
絞り、F値とは?
さて、絞り(F値)ってなんでしょうか?
まずは、レンズの構造から絞りというものをイメージしましょう!
レンズの中には絞り羽根というものがあります。
絞りと光が入る量の関係性について
絞りを変更するというのは、絞り羽根を動かすことによって、光の通り道の大きさを変更することを意味します。
絞り(F値)を変えると絞り羽根によってできる真ん中の光の通り道(開き具合)を変えることができ、光が入る量を調節することができます
絞り(F値)を小さくすると、絞り羽根が開放されて光が入る量が多くなります
絞り(F値)を大きくすると、絞り羽根が絞られて光が入る量が少なくなります
絞りとボケ感(被写界深度)の関係性について
絞りを変更すると、レンズの特性でピントが合う面が変化します。
絞り(F値)を小さくすると、ピントが合う面が狭くなり、ボケのある ”ふんわり” とした写真になります。
絞り(F値)を大きくすると、ピントが合う面が広くなり、全体にピントがあった ”シャープ” な写真になります。
では、絞り(F値)を変えることによって、写真はどのように変わっていくのでしょうか?
変化する様子をgif画像で動画のようにしてみたので、変化をごらんください
右上のほうにある黒いボックスに注目していただくと、ボケ感が伝わるかと思います
↓↓↓↓↓↓↓↓動くよ!!!
小難しい話は抜きにして、もっと詳しく関係性が知りたいという方は、こちらの記事が参考になります。
適切な絞りは?
では、適切な絞りとはどのくらいなのでしょうか?
正直、これは人によりますが、一般的にこのくらいがいいかな?となるますと
F4以下 | ボケのある写真を撮りたいとき(ポートレート、動物、物撮り、イルミネーションなど)、暗い場所での撮影 |
---|---|
F4~10程度 | シャープな写真を撮りたいとき(風景、集合写真など)、明るすぎる場所での撮影 |
F10以上 | 夜景写真 |
が一般的になりますので、ご参考におねがいします
次に作例を載せますので、F値のイメージをつかんでみましょう!
作例
花やポートレート、夜景の作例を載せますので、シーン別での絞り(F値)の参考におねがいします
まとめ
絞り(F値)とは何なのか、目安はどのくらいなのかを説明してきました
ここまでをまとめると
絞り(F値)とは、
光が入る量のことをいい、ボケ具合を変えることができる
F値が小さいと明るくボケ感のある ”ふんわり” した写真になる
F値が大きいと全体にピントが合った ”シャープ” な写真になる
絞り(F値)の目安は
F4以下 | ボケのある写真を撮りたいとき(ポートレート、動物、物撮り、イルミネーションなど)、暗い場所での撮影 |
---|---|
F4~10程度 | シャープな写真を撮りたいとき(風景、集合写真など)、明るすぎる場所での撮影 |
F10以上 | 夜景写真 |
カメラを買って間もない初心者の方は、今回説明した絞り(F値)でつまずくと思います
今回は、図や表、作例などで分かりやすく解説しましたので、今回の記事を参考にしながら絞り(F値)をマスターしていきましょう!
レンズキットではボケ感のある写真を撮るのは難しいので、50mm F1.8くらいの単焦点レンズが初心者の方にはおすすめなので、ぜひとも試してみて下さい!
まだ、カメラやレンズを持っていないよって方で、買う前にちょっと試してみたい!
という方にはレンタルがおすすめですので、ぜひとも活用してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
欲しいカメラやレンズがあるけど購入までは、、という人やまだ持ってないという人にはレンタルもおすすめです!こちらのサイトは、
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