「ほかの人とは少し違った雰囲気の写真を撮りたい」
「ゴーストやフレアが綺麗な写真を撮りたい」
「Instagramでよく見るふわっとした写真を撮りたい」
デジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼を購入された方で、自分の撮っている写真に飽きてきたなと感じている方は、すこし変わったレンズを試してみてはいかがでしょうか?
今回は、
Voigtlander NOKTON classic 40mm f1.4 S.C
(フォクトレンダー ノクトン クラシック)
を紹介したいと思います。
まさにクラシックって感じの味が出るレンズだよ!
良いところとしては
また、ヘリコイド付きのマウントアダプターをつけることでマクロ撮影が可能になり表現の幅が広がります。
そんな魅力的なレンズを紹介していきたいと思います。
「Sonyのおすすめレンズや使い方」などの悩みや疑問・質問など、ご自由にコメント欄に投稿してください。
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※いただいたコメントは全て拝見し真剣に回答させていただきます。
Voigtlander NOKTON classic 40mm f1.4 S.C
の概要
Voigtlander NOKTON classic 40mm f1.4の概要について説明します
レンズの基本スペック
まずはスペックについてです。
発売時期 | 2004年4月10日 |
---|---|
焦点距離 | 40mm |
絞り(F値) | 1.4-16 |
フィルター径 | 43mm |
最近接距離 | 0.70m |
重さ | 175g |
マウント | VMマウント(ライカMマウント) |
コーティング | シングルコーティング(SC)、マルチコーティング(MC) |
レンズのスペックですが、重さが175gと非常に持ち運びやすいです。
しかし、最近接距離は0.7mと若干遠く、手で持ったものは腕を精一杯伸ばしても片手で撮影するのが難しいです。
このレンズは2種類あって、それぞれ次のような特徴があります。
コーティングはシングルコーティング(SC)とマルチコーティング(MC)の2種類があります
- シングルコーティングはオールドレンズのようなクラシックな写り
- マルチコーティングは現代的なニュートラルな写り
個人的にオールドレンズは好きだったので迷いなくシングルコーティングを買いました。実際、シングルコーティングの方が人気です。
マウントはカメラの王様(勝手に思っている)Leica様のMマウント。Leicaは高級すぎてカメラ本体が買えてもレンズまで買えないという人むけにコシナさんがMマウントのレンズを作ったんじゃないかと勝手に思っています。
ちなみに、Voigtlanderはブランド名でメーカーはコシナです。
Voigtlander NOKTON classic 40mm f1.4 S.C 外観
見た目はこんな感じです。
大きさは手におさまる程度に小さく、とても軽いです。
そしてレンズがとんでもなく綺麗で惚れ惚れするくらいに美しいです。写真ではなかなか表現できませんでしたが、とにかく綺麗です。
マウントアダプターはヘリコイド付きがおすすめ
このレンズはLeicaのMマウントであるため、お手持ちのカメラに合うように別途マウントコンバータを用意する必要があります。
私はSONYのα7Ⅲで使用するため、Mマウント→Eマウントへ変換するコンバータを購入しました。
はじめは安いノーマルタイプでいいやって思って買ったけど、最接近距離が遠くて結局ヘリコイド付きに買い替えたよ!
値段はだいぶ変わりますが、使い心地はもっと変わるのでヘリコイド付きをオススメします。
Voigtlander NOKTON classic 40mm f1.4 S.Cの使い方
初心者の方向けのお話にはなりますが、
絞り(F値)を変えるときは、カメラ本体のほうでは設定できません。
レンズの絞りを変えるリングを回すことで変えることができます。
また、デメリットとして、マニュアルフォーカスで撮影しないといけません!
これは初心者の方にはあまり馴染みがないかと思われますが、自分でピントを合わせないといけないので、急いで撮りたいときにはあまり向いていないのです。
マニュアルフォーカスでもピーキング機能を使えば
初心者でも簡単にピントを合わせられるよ!
ピーキング機能とはカメラ本体で設定することができ、マニュアルフォーカスのアシスト機能として、ピントが合っているところに色がつく機能です。
詳しくは過去記事もご参考ください。
絞りリングやピントリングですが、使いやすさについて工夫が施されています。
絞りリングにもピントリングにもレバーがついており、非常につかいやすくなっています。
絞りリングは左手のちょうど良い位置に来て使いやすいよ!
ちなみにレンズにはレンズフードがついていません。
純正以外のものでも別売りで販売していますが、レンズフードはついていないのでほしい方は別途買う必要があります。純正じゃなくて安いものを使っていますが、とくに問題なく使えています。
作例
次にVoigtlander NOKTON classic 40mm f1.4を使った作例について紹介していきます。
オールドレンズのようなクラシックな写真ってコシナさんのページにも書いてありますがこんな感じになります。
個人的にはオールドレンズほどやわらかすぎないし、開放のときの周辺減光もいい感じに表現されているので、自分の求めている表現ができると感じました。
次に、ゴーストやフレアがでている写真をいくつか。
ちなみに、ゴーストとは円形や多角形などの形をした光のことで、現実には存在しない光のため、ゴーストと呼ばれています。
フレアは太陽などの光の周りが白くふわっとぼやけた雰囲気になり、コントラストが下がったようになることをいいます、被写体の輪郭がぼやけるのも特徴です。
まとめ
最後に使ってみての感想ですが、
みたいな感じです。
私個人としては周辺減光もいい味かなって感じです。気になる方はLightroomなどでレタッチするのが良いと思います。
マウントアダプターは絶対ヘリコイド付きがおすすめです!
他の人とは違った表現がしたいという方やオールドレンズが好きな方にはぜひおすすめかと思いますので、ご参考にしていただければ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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高い機材はなかなか手が届きませんが、レンタルでコスパ良く撮影しましょう!