「カメラの露出ってなんだろう？」
「露出ってどうやって決まるんだろう？」
一眼レフやミラーレス一眼といったデジタルカメラを買ったばかりのときって、難しい用語がたくさんあって分かりづらいですよね。
この記事では写真の明るさにとっても重要な露出について解説してきます。
この記事を読めば、写真の明るさってどうやって決まるのかを理解することができ、自分の好きな明るさの写真を撮れるようになります！
初心者の方向けにISO感度、シャタースピード、絞りについて触れて解説していますので、知ってるよーって方は最後の見出しまで飛んでください。
「Sonyのカメラの操作方法や設定方法・設定項目の意味」などの悩みや疑問・質問など、ご自由にコメント欄に投稿してください。
（コメント欄はこの記事の最下部です）
※いただいたコメントは全て拝見し真剣に回答させていただきます。
カメラの露出とは何か？
露出とは、写真が適切な明るさになるように光量を調整すること！
カメラにおける露出とは、撮影される画像が適切な明るさになるように、カメラの光量の調整をすることを言います。
そのためには、ISO感度、シャッタースピード、絞りの3つの要素を調整する必要があります。
まずは、これら３つの要素について解説します。
ISOの意味と使い方
ISO感度は、イメージセンサー（撮像素子）が光に反応する感度
ISO感度とは、イメージセンサーの光の反応のしやすさという意味です。
ISO感度が高いほど、カメラが受け取る光量が多くなります。
しかし、高いISO感度にすると画像が荒くなったり、ノイズが発生したりするため、ISO感度を低く設定することが望ましい場合もあります。
ISO感度による明るさの変化（SS：1/4秒、F4）詳しくはこちらの記事でも解説しています！
シャッタースピードの意味と使い方
シャッタースピードとは、カメラのシャッターが開いている時間
シャッタースピードが遅いほど、カメラが受け取る光量が多くなります。一方でシャッタースピードが速いほど、カメラが受け取る光量が少なくなります。
また、シャッタースピードが速いほど、被写体が動いている場合でもブレを抑えることができます。
手ブレしないシャッタースピードの目安としては、次のように設定しましょう。
シャッタースピード ＝ 1/焦点距離(mm) 秒
詳しくはこちらの記事でも解説しています！
絞りの意味と使い方
絞りとは、レンズの開き具合を調整する装置のこと。
絞りを調整することで、光が入る量を調節することができます。
絞り（F値）を小さくすると、絞り羽根が開放されて光が入る量が多くなります
絞り（F値）を大きくすると、絞り羽根が絞られて光が入る量が少なくなります
また、
絞り（F値）を小さくすると、ピントが合う面が狭くなり、ボケのある ”ふんわり” とした写真になります。
絞り（F値）を大きくすると、ピントが合う面が広くなり、全体にピントがあった ”シャープ” な写真になります
絞り、F値の解説図詳しくはこちらの記事でも解説しています！
3つの要素を合わせて露出を調整する方法
ここまでで、写真を撮るうえでの重要な３つの要素を説明してきました。
ISOやシャッタースピード、絞りが写真の明るさを決めることが分かったと思いますが、「どれも明るさに関係するじゃん！どうやって設定していけばいいのよ！」って思う人もいると思います。
そこで、設定する際にボクはこんなイメージをもって撮影してるよというのを図にしました。蛇口を開けて浴槽に水を溜めるのを写真撮影に置き換えるとこんな感じです。
露出のイメージ
浴槽はISOを表しています。ISOの値が高いほど、桶が小さくなり、少ない水の量で桶がいっぱいになるということです。つまり、高いISO値を設定すると、暗い場所などで適切な明るさの写真を撮影することができます。
砂時計はシャッタースピードを表しています。シャッタースピードの値が長いほど、蛇口が長時間開いている状態になり、水がたくさん出るということです。つまり、シャッタースピードを遅くすると、写真に入る光の量が増え、被写体が明るくなります。
蛇口の開き具合は絞りを表しています。絞りの値が大きいほど、蛇口の口径が狭くなり、水の出る量が制限されるということです。つまり、絞りを大きくすると、写真に入る光の量が制限され、被写体が暗くなります。
露出のイメージその２まとめ
この記事では、露出について解説しました。
正直、カメラ用語って馴染みがないとホントに分かりづらいですよね。
露出は写真の明るさそのものであり、露出を理解することが撮影を理解することにつながると思います。
蛇口を開けて浴槽に水をためるイメージって結構面白いとおもうので、ぜひとも活用していってください！
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
欲しいカメラやレンズがあるけど購入までは、、という人やまだ持ってないという人にはレンタルもおすすめです！こちらのサイトは、
- 月に何回でも商品を交換できるため、使ってみたいたくさんの機材を試すことができます！
- 最低レンタル期間や返却期限がないため、撮影予定が変わっても心配することなく対応ができます！
- １ヵ月先まで予約できるため、友人の結婚式や記念日など大切な日程に合わせて在庫切れを心配することなく注文できます！
高い機材はなかなか手が届きませんが、レンタルでコスパ良く撮影しましょう！
