「Sonyのミラーレス一眼がほしいけど、レンズキットってどうなんだろう」
「レンズキットも純正レンズだからきっといいレンズなんだろう」
と思っている方々へ、
ソニーの大人気ミラーレス一眼であるα7Ⅲのレンズキットを買って1年以上使っていた感想をお話ししたいと思います。
実際、初めてカメラを購入する人は、安く始めることができるからという理由で9割近くの人がレンズキットを購入するようです。
Sonyのミラーレス一眼を買うとき、レンズキットを買うべきか?
ということをカメラ歴8年で企業様へ何度も写真提供してきたボクの視点から述べていこうと思います。
ネット上では賛否両論の評価・レビューがあるレンズですが、
レンズキットを買おうと考えている方の参考になればと思います。
ぼくが購入したのは
α7Ⅲのレンズキット(ILCE-7M3K) です
結論|最終的に買い換えました
結論から言いますと
ぼくは最終的に買い換えました!!
このことについて、レンズのスペックや作例とともに紹介していきます。
いちおう、このレンズキットを買った背景をお話しておきます。
α7Ⅲを購入するまではキャノンのEOS7Dを使っていたため、Eマウントのレンズを持っていませんでした。
当時の気持ちとしては
”レンズは高いから、とりあえず撮れればいい”
と思ってレンズキットを購入しました。
ですが後に、プラス10万してでも良いレンズを買っておけばよかった!!
と後悔することになりました。
不満なところをまとめていきたいと思います。
キットレンズの基本的なスペックと作例
α7Ⅲのレンズキットには、FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS (SEL2870)というレンズが付属しています。このレンズの基本的なスペックを下の表にまとめました
名称 | FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS (SEL2870) |
---|---|
対応マウント | ソニーEマウント |
焦点距離 | 28-70mm |
F値 | F3.5-5.6 |
重さ | 295g |
最短撮影焦点距離 | 0.3-0.45m |
焦点距離は標準域をカバーしており、おもさも295gと軽いため、普段使いとして非常に使いやすいです。
しかし、問題なのが、F値が3.5~5.6であり、あまりボケないこと。
もちろん、使い始めたときはα7Ⅲの画質や本機の軽さに魅了され、レンズキットのレンズでも、とても綺麗だと感じました。
作例を5枚ほどのせておきます(※1枚目と5枚目はレタッチしています)。
どの写真もきれいに撮れていますし、暗いところでも目立ったノイズがあまりでることなく撮れていたので感動しました。
しかし、撮っていくにつれて、あまりボケないことを強く感じるようになりました。
それもそのはず、F3.5-5.6のため、望遠域の70mmでもほとんどボケません。2枚目の紅葉の写真もF2.8だったらもっとボケたのになぁと実感しました。
そのため、EOS7Dで使っていた40mmのパンケーキレンズをコンバータをつけて使うことが多くなり、レンズキットのレンズは使うことがなくなりました。
代わりのレンズ紹介
結論としては、α7Ⅲのレンズキットは買わないほうがいい!
じゃあ何を買えばいいんだ?ということで、キットレンズの代わりとして人気なレンズをまとめてみました。
α7Ⅲのレンズキットの購入を考えている方は、初心者の方が多いと思いますので、初心者向けの比較的リーズナブルなものを紹介します。
単焦点レンズ
キットレンズの不満であったのはボケ感でした。
やっぱりボケ感を求めるなら単焦点レンズだね!!と思ったので、私が今買うならこれかなというものを紹介します。
- Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA (SEL55F18Z)
- FE 50mm F1.8 (SEL50F18F)
- FE 50mm F2.5G (SEL50F25G)
- FE 40mm F2.5G (SEL40F25G)
これは買ったほうが良いとおもう順番にならべています。
Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
1つ目はZEISSの人気レンズ Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA です。
こちらはSNSや口コミでも非常に評価が高いです。正直、これ1本しか使っていないという人も多いです。
ぼくも試し撮りしてみたところ、圧倒的な解像度とボケ感がきれいすぎました。
それから色見がすこし青みがかかっていて、クラシックな雰囲気をだせるレンズです。
値段は10万円近くになりますが、単焦点レンズを買うならまずはこれだと思います。
FE 50mm F1.8 (SEL50F18F)
2位はEマウントの撒き餌レンズ FE 50mm F1.8 です。
だいたい各メーカーの撒き餌レンズといったら50mmF1.8ですよね。しかも、4万円くらいで買えちゃうので、やっぱりはじめはこれです。
3位4位のレンズは2022年12月現在で比較的新しくでたレンズです
いずれもF2.5シリーズのもので、Gレンズのなかでも比較的安く8万円ほどで買えます
手頃な価格でGレンズの描写力を味わうことができ、しかもボケもきれいです
極めつけは軽い!200gをきる重さなので持ち運びもラクなのでおすすめです
ズームレンズ
ズームレンズの代わりはやっぱりズームレンズですよね
とくに人気なレンズをまとめました
-
FE 24-105mm F4 G OSS (SEL24105G)
- 28-70mm F2.8 DG DN Contemporary (SIGMA)
- 28-75mm F2.8 Di Ⅲ RXD (TAMRON)
- 24-70mm F2.8 DG DN Art (SIGMA)
- 28-200mm F2.8-5.6 Di Ⅲ RXD (TAMRON)
こちらはあまり順位を付け難いところだったので、とくに並びは関係ありません。
いずれも値段は新品で10万円を超えるものになります。
FE 24-105mm F4 G OSS
1つ目は FE 24-105mm F4 G OSS です。
F4ですが、望遠側でとるとハンパなくボケます笑
そして24-105mmという標準域から中望遠までカバーできるレンズなので、ぼくは最終的にこれに落ち着きました。
10万円こえますが、最初にこれを買っておけばよかったとおもっています。
こちらについては別記事でも紹介していますので、ご覧ください。
2つ目以降は他のメーカーのレンズ、いわゆるサードパーティ製レンズです。
ソニー純正に比べて値段を抑え、なおかつクオリティを落とさずにつくった、企業の努力の結晶レンズですので、いずれもコスパ最強です。
ただ、軽くて描写性能の良い標準ズームレンズが良い!という方には2つ目の
28-70mm F2.8 DG DN Contemporary (SIGMA) がおすすめです!
9万円ほどで購入できるため、おすすめレンズの中では比較的安く買うことができます。
いずれのレンズも高価なものなので、お店で試しに使ってみることをおすすめします!
まとめ
α7Ⅲのレンズキット(ILCE-7M3K)
のレンズキットの説明と代わりになるレンズを紹介しました。
Eマウントのレンズ持ってないから、とりあえずレンズキットにしようとおもって買いましたが、ボケがあまり得られなかったため、ほとんど使いませんでした。
代わりとしては単焦点レンズもしくはFE 24-105mm F4 G OSS やサードパーティ製の標準ズームがおすすめです。
ただ、本当に撮れればいいし、そこまでのお金がない!ということであればレンズキットはありだと思います!
が、頑張って10万円ほどお金を出して、良いレンズを買ったほうがいいと感じました!!
この記事を読んで、レンズキット買おうか迷っていたけど、参考になったと感じることができればと思います
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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