カメラ操作方法 PR

ISOはあげて撮影して大丈夫!?Lightroomでどれだけノイズが除去できるか?

ISOは気にせず写真を撮ろう_アイキャッチ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「ISOをあげるとノイズが出てしまう」
「でも、手ブレしてしまうのは嫌だからできる限りISOはあげたい」
「ノイズは除去する前提ならもう少しISOをあげてもいいのでは?」

前回の記事でISO感度とノイズの関係について解説しました

アイキャッチ_ISO_noise
ISO感度とは?ノイズの比較をして最適な値を理解しよう!ISOを高くしたときのノイズの出方を実際に写真を撮って検証し、どのくらいの値で撮影するのが良いかをまとめました。ISO感度は写真の明るさを大きく左右する重要な要素です。この値を大きくするほど、写真は明るくなりますが、ISOは大きくしすぎると、ノイズが出てしまいます。どのくらいの値にすればいいのかってわからないですよね。...

ISOをあげて撮影すると、写真が明るくなり、手ブレしにくくなりますが、

デメリットとして、ノイズが出やすくなります

では、そのノイズを除去してしまえば、ISOはどれだけ上げても大丈夫だろう!

と思いたいのですが、ノイズを除去するとディテールが失われてしまいます

そこで、ディテールをなるべく残した状態でノイズを除去するなら、ISOはどれだけあげられるかというのを検証してみました!

結果として、基本的にISOはオートにして撮影していいんじゃないかなと感じました!

この記事を読めば、ISOはそこまで気にしなくて良いかなと思えるようになります!

「カメラの操作方法や設定方法」などの悩みや疑問・質問など、ご自由にコメント欄に投稿してください。

(コメント欄はこの記事の最下部です)

※いただいたコメントは全て拝見し真剣に回答させていただきます。

そもそもノイズって何?

 

ノイズは ”ざらつき” や ”変な色” のことをいい、2種類あります

ノイズの種類
  • 高感度ノイズ
  • 長秒時ノイズ

この記事でメインで扱うのは高感度ノイズについてですが、
まだノイズをあまり知らない人のためにも、長秒時ノイズの解説もしていきます

 

高感度ノイズとは

 

高感度ノイズはISO感度をあげて撮影したときにでるノイズです

ノイズの出方は”輝度ノイズ“と”カラーノイズ“と2種類あります

輝度ノイズ : ざらざらした質感になる

カラーノイズ : 赤、青、緑、黄色など変な色のピクセルが発生する

ISO800くらいからノイズが少しずつ出始め、ISO6400くらいでは目立ったノイズがでます

高感度ノイズは同じ設定で撮影しても、毎回別の場所に出るため、ランダムノイズといわれています

 

高感度ノイズ_作例高感度ノイズ_作例

 

長秒時ノイズとは

 

長秒時ノイズ(長秒ノイズ、長時間ノイズ)は、シャッタースピードを遅くしたときに発生するノイズです

これはISO感度の値をどれだけ小さくしても発生します

また、気温が高いときにも出やすいので、夏場に長時間シャッターを開放する場合は注意が必要です

同じ設定で撮影すると、同じ場所にノイズが発生します

ノイズの出方としては、カラーノイズがでます

長秒時ノイズの作例長秒時ノイズの作例

 

ノイズの除去の仕方

 

ノイズの除去の仕方は、LightroomやPhotoshopなどのレタッチソフトにノイズの除去機能があります

今回は特に人気であるLightroomをつかってノイズの除去をしていきます

ソフトを起動して、写真を選択したら、右側の編集ボタンをクリックして
下にスクロールしていくと、「ノイズ軽減」という項目があります

スマートフォンでLightroomを使う場合はディテールという項目に「ノイズ軽減」があります

Lightroomノイズ除去手順Lightroomノイズ除去手順

 

このノイズ除去の仕組みですが、

周囲のピクセル(撮像素子)と比べて、色が違うピクセルを感知し周囲のピクセルと同じような色に変えるといった処理をします

そのため、ノイズ除去はやりすぎると同じようなピクセルばかりになりディテールが失われてしまうため、ペタっとした印象になってしまいます

ノイズ除去_イメージ図ノイズ除去_イメージ図

 

高感度ノイズの除去

 

さて、本題の

ディテールをなるべく残した状態でノイズを除去するなら、ISOはどれだけあげられるか

を検証するにあたって、ノイズをどこまで除去するかというのをまず話しておきます

諸条件
  • 撮影機種 : SONY α7Ⅲ
  • レンズ : SONY FE 24-105mm F4 G OSS
  • F6.3で撮影
  • ノイズ軽減 : 100ISO100でノイズが出ていない撮って出しの写真
      使用する写真の全体像(ISO100)

下の写真くらいまでノイズを除去します
拡大してノイズを除去していったときに、ミョウバンみたいな形?(三角形とか四角形)が完全になくなるまでノイズを除去しました

 

そこまでノイズを除去しなくても良くないって感じる人もいるかもしれませんが、

とにかくノイズは無いに越したことは無いと思ったのでこの条件でやってみました

 

次からが検証結果になります

ノイズ除去比較写真 (ISO800-102400)ノイズ除去比較写真 (ISO800-102400)

 

下の画像では、
ISO12800(左:before)とISO100(右:after)を比較しています

 

ISO12800まではノイズ軽減100、ディテール100(Lightroomでの設定値)でノイズを除去できました

ですので、ISO12800までであればディテールをかなり残した状態でもノイズを除去できるんじゃないかなって感じでした!

まとめ

 

今回は

ディテールをなるべく残した状態でノイズを除去するなら、ISOはどれだけあげられるか

という検証をしてみました

結論としては

ISO12800までならノイズ除去でディテールはそこまで失われない

基本的にISOはオートにして撮影しよう!

といった感じです

今回使った機種はソニーのα7Ⅲとフルサイズで比較的高感度に強い機種だったので、

APS-Cやその他の機種では変わるかと思います

また、ノイズも味だよね、ノイズを活かそうって意見もあると思いますので、

参考にしてもらえればと思います!

ちなみに、CanonのEOSR6やSONYのα7SⅢなどの高感度に強い機種はノイズ除去しなくてもISO102400まで常用で使えるとか、、恐るべし

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

欲しいカメラやレンズがあるけど購入までは、、という人やまだ持ってないという人にはレンタルもおすすめです!こちらのサイトは、

  • 月に何回でも商品を交換できるため、使ってみたいたくさんの機材を試すことができます!
  • 最低レンタル期間や返却期限がないため、撮影予定が変わっても心配することなく対応ができます!
  • 1ヵ月先まで予約できるため、友人の結婚式や記念日など大切な日程に合わせて在庫切れを心配することなく注文できます!

高い機材はなかなか手が届きませんが、レンタルでコスパ良く撮影しましょう!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA