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ふぁらお流|写真が上達する方法その2|美しさの言語化

写真が上達する方法_アイキャッチ
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「どうすれば綺麗な美しい写真を撮ることができるのか」
「写真スキルに伸び悩んでいる、、」

こんにちは、ながしょうです!

ボクはカメラ歴7年で、これまでに何回も企業様から写真の提供をお願いされてきました。

ですが、いまだに自分の写真が美しいと思えず、どうすれば美しい写真をとることができるのか?ということを毎日考えていて、YouTubeや本、Instagramなどで写真の勉強をしています。

今回は、カメラ系YouTubeeの”ふぁらお”さんの動画内にあった「写真が上達する勉強法」第2弾を紹介したいと思います。

写真が上達する方法は「焦点距離の特性を理解すること」で、その中で35mmが最も難しいと解説しています。その35mmという焦点距離で綺麗に撮影するためには、しさを言語化して美的感覚を磨くことと解説していました。美しさを言語化する方法を紹介しますので、ぜひとも最後までご覧ください!

ふぁらお流|写真が上達する方法その1|焦点距離の特性カメラ系YouTuberである”ふぁらお”さんの写真が上達する方法がとても分かりやすかったので紹介します。ガチでカメラが上達したい人や伸び悩んでいる人にとっては考え方が変わる内容なので、ぜひともご覧ください。...

美的感覚を磨け!ふぁらお流写真が上達する方法

 

 

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では、本題についてお話していきます。

冒頭で紹介したふぁらおさんの動画では、”写真が上達する方法”を解説してくれています。

まず初めに、”写真が上達する方法”についてふぁらおさんは結論を述べていました。

焦点距離の特性を理解すること

 

動画内では24mm、35mm、50mm、85mmの焦点距離の画角について学校生活での1コマを切り取ったときの意識・視野を用いて解説しています。

そんな中で35mmという焦点距離の画角については以下のように解説していました。

皆さんそれではイメージしてください。

(イメージ始まり)登校時間も過ぎて、みんなぞろぞろと教室に集まってまいりました。朝のホームルームが終わってそろそろ始業。一時間目が始まります。一時間目の授業の担当の先生が教室に入ってくるまでのあの時間。〔中略〕この先生が来るまでの間の時間、みんな何してました?おれはね、ちょっと離れてる奴が鼻ほじってる姿見てたりとか、なんかこうつまんなそうにペン回しして暇つぶししてる奴の横顔見てたりとか、目の前の席に座ってる子のね髪の頭皮の分け目とか見て、こいつ普段でしゃばりでお高くとまってるいけすかねえ奴だけど、頭皮めちゃくちゃ来たねえんだなとか思ってたり。あいつでっかいアクビしてんな今日も眠そうだなとか思ってたりしてたわ。(イメージ終わり)

要は集中はしていないが目の前の情報から、それなりの密度を持った情報を集めている視野・感覚。あれが35mm。このときのポイントは、教室の中の誰もが主人公になれる素質を持ってるけども、誰も主人公になれないってこと。なぜならその知覚してる人間は、そこまで深くその情報を拾いに行ってないから。たんなる暇つぶし平凡な視野。〔中略〕

結論を言うと、「自由」なの。そう、「自由」。

この画角は撮影者に最も自由を与えるの。何に注目してもいいし、何に注目しなくてもいい。どう撮ってもいい。この画角を端的に表すなら、「お前に任せるから好きにやれ」。そうこれ。全部お前次第。

ただ皆さん知ってますか?人間は完璧な自由が与えられれば与えられるほど最も不自由を感じる生き物だということ。〔中略〕

よくね「雑に撮れるから35mmおすすめです」っていう記事とかレビューを聞くんだけど、雑に撮ると一番ひどく目に見えて失敗するのが35mmなのね。雑に撮って許されるのは、それまでにおびただしいほどの失敗を繰り返して自分の中に正攻法のルートがある程度方法論として確立されている人そういう人だったら、雑に撮ってもいい写真を撮れる。それ以外の人が安易に雑な写真を撮るとだいだいしくじる。断言する。

 

35mmという焦点距離は自由に撮影できる一方で、雑に撮ると目に見えて失敗してしまう非常に難しい焦点距離であると。

では、そんな35mmで人を魅了するような写真を撮影するためにはどんな勉強をすればよいのでしょうか。

死ぬほど脱線しましたが、何を言いたいかっつうと、35mmには制限がありません。もう完全に自由を約束され解放された状態なの。いわゆる「最も不自由を感じる画角」。何でもできるけど何にもさせてもらえない画角、これが35mm。風景撮ってもいいし、人間撮ってもいいし、〔中略〕「なんでもできる画角」、でも「なんもできない画角」。

え、じゃあどうすればいいんですか?安心してくれ、答えは用意してある。たった1つです。美的感覚を磨いてください

 

ここが一番重要なことです!

写真が上達する方法は、美的感覚を磨く こと

美的感覚を磨くことで35mmという自由すぎる焦点距離でも美しい写真を撮ることができるようになります。

次節では、この美的感覚を磨く方法について紹介します。

 

美的感覚はこうやって磨け!

 

美的感覚を磨く

 

では、どうやって美的感覚を磨いたら、いいのでしょうか?

 

それでは今からその美的感覚を磨くための方法・コツを紹介します。ぶっちゃけやり方自体は超簡単、ただやりきれるかどうかはそいつの気力次第。

美的感覚を磨く方法、たった1つです。それは一枚の絵でもいいし1枚の写真でもいいんだけども、自分が感動した作品を見て、それがなぜ美しいのかを説明しきってください。説明しきることが大切。部分部分の要素だけじゃないよ。なんでこの写真が美しいのかという要素を全部抽出して全部に説明を与える。これだけです。

具体的には、なぜ?を繰り返す。「なんでこの絵ってきれいなんだ?なんでこの絵の色合いが綺麗だって感じたんだ?なんでこの絵の構図は綺麗なんだ?」。これ俺の感覚値なんだけど1つの要素に対してだいたい5,6回なぜ?を繰り返すと、ほぼほぼ腹落ちできるような心理に辿り着ける。〔中略〕

 

美的感覚を磨く方法は、
美しい写真が”なぜ美しいのか”を論理的に説明しきること

”美しさの言語化” 後に出てくる言葉なのですが、とても良い言葉ですよね。

ボクは学生の頃、指導教員にこんなことを言われたことがあります。

他人に説明できて初めて理解したことになる」学問においても同じことなんですよね。

美しさとは何かを他人に論理的に説明できるようになれば、”美しさ”を理解することができ、美的感覚を磨くことができる。そして、写真が上達する。

具体的なやり方も解説してくれています。

 

今からここで実例をやってみる。

皆さんご存じのモナリザという絵。世界的に有名だよね、なぜ世界的に有名なんですか?なんか美術家たちがこぞって美しい絵だとかすごい絵だとか言ってるよね。ルーブル美術館にも飾られてるよね。

なぜ美しいんだ。色見か?構図か?タッチの仕方か?まずはこの大まかな分類とそれぞれに対する説明が必要。じゃあ仮に色見に焦点を当てた見るか。

「なぜこの絵の色見が美しいと感じた?」(自問自答1)。なんかノスタルジックだから幻想的だからっていう回答。では質問。

「なぜ幻想的だノスタルジックだと感じた?」(自問自答2)。この2に対して必死に考えたりとか美術家の解釈とかいろいろ調べて自分なりに回答をまとめましたと。どうやら、「スフマート」という輪郭をぼやかすような表現技法を用いてグラデーションにムラを作ってないからだ、という回答を得ました。多くの人はここで終わります。なるほど、スフマートという技法を用いているからこの絵は美しいのか。これで終わり、普通の絵の鑑賞者である以上、ここより深堀はしない。ただ表現者はどうだ?再現性を高めるためにはこれじゃ足んないよね。もっと深堀ん無きゃいけない。じゃあスフマートという技法を用いてグラデーションのムラを無くしました。

「ではなぜそれが美しいと感じる?」(自問自答3)。これに対しての回答。グラデーションにムラがない、すなわち、境界が曖昧になるからだ。ってなるとすぐに疑問が生まれてくるよね。

「え、境界が曖昧になるとなんで美しいと感じるの?」、これが自問自答4。境界が曖昧になると、人間はその境を脳内で勝手に補完するから。ラフな線画で描かれてる絵って見たことない?なんか輪郭の線画さ、何本も何本も引かれててさ、良い感じに見せるみたいな。実はあれなんでちょっとうまく見えるかっつうと、乱雑な無数の線で書かれた輪郭って、その中のベストな一番きれいだと思うような輪郭を人間が勝手に脳内で補完して、その自分で脳内補完した輪郭を買ってに正として話を進める。っていうのをなんか昔話聞いたことがあんなと。そうするとまた疑問が出てくるよね?

「脳内で勝手に補完したのがなぜ美しいにつながるの?」ここ疑問だよね。これ自問自答5。回答、その脳内の補完、解釈の余地っつうのはその人間の主観、それを形成したそいつ自身のバックグラウンドによることが大きく、人間はその中でしか物事を把握できないから。つまり人間は理解不能なものとか曖昧なものを見たときに、自分の知ってることとか身近なもので置き換えちゃうってことをするのね。

「え、じゃあなんで人間ってそんなことするの?」(自問自答6)。人間は未知のものに対して潜在的な恐怖を抱えるから未知の物や曖昧なものを見たときに人間は恐怖しちゃうの。だからその恐怖をなるべく解消するために、自分の知ってること身近なもので置き換えて勝手に補完するのね。それで納得・安心したいの。理解できないことを恐れて知ってることで補完するのよ。人間は潜在的に、こうあってほしいこうあるべきだっていうのを、自分の中の最も安定して最も美しいもので置き換える癖があるのね。いわゆる理想像を作り上げちゃうわけさ。知らないうちに自分の中で最も気持ちのいい虚像を作っちゃうのね。これよ、これがこの絵を見たときに美しいと感じる理由の一端なわけよ。知らないうちにこの絵のなんかよくわからん不気味な女の輪郭とか黄色とか緑だかよくわからんこのセピア色のグラデーションを勝手に自分の中で一番美しい色にい仕立て上げて脳内で都合のいいように補完できる曖昧さにこそ、この絵の色あいとか表現に美しさを感じるんだって。

 

分かりやすく整理すると、こんな感じです。

写真が上達する方法_自問自答

このように、1つの写真に対して、”なぜ美しいのか”を説明することで写真が上達するということです。

他人に説明できるくらいになって初めて理解したことになりますからね。ここまで突き詰めることができれば自分が撮影するときに応用できるでしょう。

 

これを永遠とも思える時間やり切ったその先に、35mmの道は切り拓ける。ただしその道のりは暴風荒れ狂う荒野血反吐を吐きながら、骨を砕きながら突き進む修羅の道

 

ですが、これはかなり時間がかかることです。ふぁらおさんですら、1枚の美しい写真の明るさについて1ヵ月以上かかることもあるとか、、

それでもこの修行のおかげで、ふぁらおさんは人気カメラ系YouTuberとなりました。本気で上達するならば、早いうちにこの勉強法に取組むのが良いですね。

 

美しさの言語化」一生やりつづけてください。

 

 

まとめ

今回は、写真が上達する方法について、人気カメラ系YouTuberの”ふぁらお”さんの動画をまとめました。

写真が上達する方法は、美しさを言語化すること

ボクの写真はまだまだです。この言葉を胸に刻んで、みなさんと一緒に写真が上手になっていけたらなと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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