「SNSでバズるような写真を撮りたい」
「写真を撮るのを上達させたい」
「撮影しにいって失敗した経験がある」
こんにちは!ながしょうです!
ボクはこれまで風景写真で企業様から写真提供依頼を受けたり、結婚式の前撮り依頼を受けたりしてきました。
写真をバズらせるには、なによりも良い写真を撮ることが重要ですが、そもそも撮影に失敗しないことが大前提としてあります!
ここでいう失敗しないというのは、現地に行ったけど時期が違ったり時間帯が違ったり、撮影場所が違ったりして撮影できなかったということを意味します。
では、失敗しない撮影をするにはどうしたら良いか?それは、リサーチをきちんとしておくことです。
この記事では、写真を真似るうえですぐに実践できる撮影前の準備について紹介したいと思います。
とくに、今回は風景写真を撮影しにいく前の準備に着目して紹介していきます!
公式ホームページやTwitter、InstagramといったSNSなどすべてを駆使してリサーチしましょう!
「撮影前のリサーチの仕方」などの悩みや疑問・質問など、ご自由にコメント欄に投稿してください。
(コメント欄はこの記事の最下部です)
※いただいたコメントは全て拝見し真剣に回答させていただきます。
準備その1:撮りたい写真のイメージをつかむ
TwitterやInstagramで被写体について調べ、どんな写真が撮りたいかのイメージを膨らませましょう!
写真はSNSでお気に入りやスクショを撮っておき、現地で確認できるようにしておくと良いです。
なぜなら、現地でそのイメージ写真を見ながら撮影することで、撮りたい写真が何か(目標)を明確にして撮影できるので、こうしておけばよかったと後悔しないからです。
実際の例に沿って紹介していきます。
愛知県半田市の矢勝川というところで、彼岸花の撮影に行くことにしました。
Instagramで自分の好きな写真をピックアップし、保存しておきましょう!
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自分の好きな写真を保存したら、写真の特徴を整理しましょう!
- 手前に群生した彼岸花を配置している
- 手前から奥に向かって川が伸びている
- 3分割構図で彼岸花と空の割合が 2:1 くらい
- 朝焼けか夕焼けのどちらか
準備その2:イメージどおりの写真が撮れる場所を探す
イメージをつかんだら、次は撮影できる場所を探しましょう!
風景写真の撮影で肝となるのは、実際に自分が現地で撮影する場所、つまり立ち位置です。
正直、なにも考えずにとりあえず現地に行って撮影しようと思っても、場所選びだけで数十分もの時間を費やしてしまいます。
そのため、撮影場所を決めるということは本当に大切なんです。
では、どうやって探すのかというと、Google Earth が一番おすすめです!
Google Earth は、ストリートビューや画面角度の調節で、人の目線でだいたいの現地の風景を確認することができるからです。
さきほど、選んだ矢勝川の彼岸花を例に探してみましょう!
保存したお気に入りの写真の中にある特徴的な物をまとめましょう。
- 川の形
- 山
これらを手掛かりにGoogle Earth でさがしてみると、このあたりが良さそうでした。
Google map よりも Google Earth のほうが3Dで見られるので、わかりやすいですね。
準備その3:撮影できる季節や時間帯について
自分がイメージした写真が、いつ撮れるのか?というのは事前のリサーチでとても重要です。
現地に行ったはいいけど、時期がまだまだ先だった、太陽の向きが反対だった、、、
なんてことになってしまっては、とても残念な気持ちになってしまいます(この経験ボクは何度もあります)。
具体的に、事前に確認しておくべきこと次のとおりです!
- なん月ごろ?
- なん時ごろに撮影する?
さきほど、選んだ矢勝川の彼岸花を例に探してみましょう!
撮影することができる季節
何月ごろに撮影することができるのか、は公式ホームページで確認するのが一番いいです。
具体的にいうと、イベントや見ごろの季節をネットで調べるのが良いです。
例えば、花であれば開花状況を市や施設などの公式ホームページで公開していることが多いので、必ず確認するようにしましょう!
もしも、公式ホームページが無い場合は、TwitterやInstagramなどのSNSで検索してみましょう。その際、投稿だけでなく、リプライといったコメントまで確認すると、詳しい状況が載っていることがあります。それでもない場合は、投稿者へDMを送ってみましょう!
撮影することができる時間帯
イメージした写真が朝・昼・夜などの確認が必要です。
できれば何時ごろかまで確認しておくことがベストです!
とくに、太陽の位置に関しては注意が必要です。朝なのか夕方なのかは、色味が似ているので季節と時間帯で判別するしかないです。
例えば、花であったら、午前中は咲いているけれど、午後には花が閉じているといったこともあります(ガタブタという花を撮りに夕方行ったときに痛い目にあいました)。
また、太陽の位置がどこにあるかによって、被写体への光の当たり方は変わります!光がどちらの向きからあたっているのか?から時間帯を予想することができます。
朝日や夕日の位置は時期によって異なりますので、日の出・日の入り時刻を確認しておきましょう。
さいしょに調べたInstagramの写真から推定した Google Earth の位置と向きより、
東に太陽があることがわかりました。
そのため、時間帯は早朝であると考えられます。
では、日の出は何時なのか押さえておきましょう。
日の出日の入りカレンダーより9月中旬では5時半ごろが日の出であることが分かりました。
以上のことから、Instagramの写真は5時半ごろには撮影していないといけないことが分かりました。
準備その4:移動方法について
撮影できる場所や時間が分かったら、次はどうやって現地へ行くかを考えましょう!
このとき、移動する時刻は必ず念頭に置きましょう!早朝や0時過ぎですと、電車は使えませんし、駅から遠かったらなおさらのことです。
Google Map で経路検索をして確認しておきましょう!
その際の目的地は ”準備その2” で確認した、場所をピンポイントで指定するのが良いです。
例えば、川の名前や番地で指定してしまうと、思ってもいないところへ連れていかれてしまいます。
また、車でいくときは、駐車場についても確認しておきましょう!
早朝・深夜では、駐車場は利用できないこともあるため、周辺施設やコインパーキングがあるかを確認しましょう。
akippaというアプリで個人経営の駐車場をさがすのもオススメです!
準備その5:撮影時の設定について
さて、では現地について撮影しようというときに、あらかじめどんな設定ですればよいかまで考えていれば、良い写真が撮れるに決まってますよね。
とくに、考えておきたい項目は以下のとおりです。
- 焦点距離
- シャッタースピード
- F値
あらためて、Instagramから保存した写真について確認しましょう。
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1枚目も2枚目も同じような構図なので、共通して以下のことが言えるとおもいます。
- 焦点距離:広角側。24mmくらい?
- シャッタースピード:被写体が風で揺れない程度。F値によって決めればいい。
- F値::特に手前にピントが合っている。F4くらいでもいいかも。
以上のことから、レンズは広角レンズで、絞りはあまり小さくせずF4以上にすればいいかなということが分かりました。
まとめ
今回は風景写真を撮影するにあたっての準備について、まとめました。
みなさんも現地に行ったはいいけど、思っているような写真を撮ることができなかったという経験があるかと思います。
カメラを上達させるためには、他人の写真を真似て実践していくことが重要です。
そして、真似るには事前の準備が最も重要なので、準備を怠らずに撮影に臨んでくださいね。
ぜひとも、みなさんの参考になればと思いますのでご活用ください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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